40代自閉症児の母ちゃん初めての在宅ワーク奮闘記

自閉症の長男の育児に奮闘しながらも初めての在宅ワークに挑戦!!元看護師、現新米在宅ワーカーの奮闘記

離乳食順調に進んでいる時に起こった誤嚥、窒息!!どうやって動いてどう助ける⁉

今回は母ちゃんの2番目の子、長女が離乳食を開始し

順調に進んでいた時に起こった誤嚥、窒息について書いていきます

 

知っている方も多いでしょうがいちを専門用語なので

誤嚥について説明します

誤嚥とは口の中に入ってきた食物が本当はのどから食道へそして

胃の中に送りこまれるのですが

何らかの理由でのどから気管に入ってしまった状態のことです

いわゆるのどに詰まった状態です

 

長女が10か月の時に誤嚥と窒息は起きました

 

母ちゃんは看護師で何か起きた時にとっさに動くということに

慣れているのですが、さすがに自分の子が目の前で

誤嚥、窒息した時は慌てました

 

新米のママ、パパならもっとパニックですよね(*_*;

そしてこの誤嚥、窒息は本当に危険で命を

落としてしまう確率のとても高い事故なんです

 

小さな我が子の命を守れるのはその場にいる大人

パパやママなんです

 

日頃から誤嚥、窒息時にどうやって動くのか

どうやって助けるのかを確認しておくといざという時に

きっと役に立ちます

 

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赤ちゃんに起こりやすい事故で最も多いのは自宅での不慮の事故!!

赤ちゃんの身に起こる事故は0歳代は自宅での不慮の事故が最も多いんです

その中に誤嚥と窒息もあります

 

その誤嚥、窒息は食べ物だけではなく

ボタンやボタン電池やおもちゃの部品など様々な物を

口の中に入れてしまい起こってもいます

 

母ちゃんの娘は離乳食中に起きた誤嚥でしたが

自宅の中にも大人は大丈夫でも赤ちゃんにとっては

とっても危険な物が意外に多いということを覚えておいて下さい

 

母ちゃんは看護学校の小児の授業で嫌というほど

勉強した内容だったのっで自分に子供が出来ると

自宅からボタン電池を消しました(笑)

 

赤ちゃんの口に容易に入ってしまいそうなボタンも

全て捨てました(笑)

 

そして二人目を妊娠した時は上の子のおもちゃを

一個一個調べてすぐにとれてしまいそうな部品のおもちゃは

隠しました(笑)

 

乳幼児の口の最大口径は39㎜ですのでそれより小さいものは

口の中に入ります

看護学校では縦39㎜、奥行き51㎜の大きさの物は口の中に入る

だから危険であると教わりました

 

そんなに細部にわたって気を使っていたのですが

起こってしまったんです事故が・・・

 

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赤ちゃんが動き出した時期と離乳食を始める前に知っていてほしい誤嚥、窒息時の対応

母ちゃんの娘が離乳食をのどに詰まらせた時のことを

説明します

 

3回食になったばかりでまだ歯茎でつぶせるくらいの

バナナぐらいの硬さの段階でした

丁度おかゆ白身魚の煮物を食べていた時に

母ちゃんの腹痛で旦那に離乳食をあげるのを

変わってもらった直後に起こりました

※旦那はいつも娘に離乳食をあげていました

少し風邪気味でもありのどがゴロゴロいっていて

慎重にあげていたのですが一瞬で顔が真っ赤になり

苦しそうに手をバタバタさせてもがき始めたんです

 

すぐに詰めたと分かり母ちゃんはとっさに娘を抱き上げて

やや斜めの逆さの状態にして片方の手を娘の口の中に入れて

舌を押して吐かせました

 

娘は「おえ」っといったような音とともに食べ物を吐き出し

「ギャー」と泣き出しました

 

泣き出したということは呼吸が出来ているという事

なので安心しました

 

意識があり詰めてすぐに気が付いたのですぐに吐かせる

ことを選択したんです

 

 

吐き出すまでに1分程度だったかと思います

 

その程度で済んで良かったです

 

その後いちを救急に電話し確認し受診して診てもらいました

ややのどに傷が出来ている程度で全身状態は異常なしでした

 

のどに詰めた理由ははっきり分かりませんが

風邪気味でのどがゴロゴロいっている状態で

いつもならつるんと入る食べ物が詰まってしまった

のではないかと医師に言われました

 

赤ちゃんのその日のコンディションでもこういった

事故につながります

いつもと違う事がある日はいつも以上に慎重に

離乳食をあげる必要があります

 

では、離乳食だけでなく他の異物などでも

誤飲して窒息した時の対処法を看護師の教科書より

お伝えします

 

赤ちゃんが何か誤って飲み込んでしまった時まず

呼吸をしているかの確認をしてください

 

意識が無かったり、吐血していたりしている時はすぐに救急車を

呼んでください

 

意識があるときは飲み込んだ物によっては吐き出さしていいものと

悪いものがあります

 

何を飲み込んだかわかっていてすぐに吐き出させる必要があるときは

口に手を入れて舌の根本を指で押してください

 

明らかにのどに詰めて苦しそうな時の対処法は

1歳未満の赤ちゃんは「背中叩打法」を行ないます

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それと胸部突き上げ法があります

上の写真の様に方膝に赤ちゃんをうつぶせで乗せて

頭部がやや低くなるような体制にします

片手で赤ちゃんをしっかり支えて逆の手で

赤ちゃんの背中(肩甲骨の間辺り)をバンバンと数回

強くたたきます

口の中を確認し出てきていたらかき出します

 

出てくるまで数回続けてみて下さい

それでも取れない時は早急に救急車で病院に行って下さい

 

まとめ 

今回は母ちゃんの娘が10か月の時に起こった

誤嚥、窒息の事故について書きました

 

これを読まれているパパやママさん、お子さんがまだ

活発に動かないうちにまた妊娠中のうちに

小児の救急の研修など自治体や病院が行っていないか調べて

習っておいて下さい

 

このブログでは母ちゃんの娘の場合を書きましたが

誤飲、誤嚥、窒息は色々な物で起こります

 

その飲み込んだものでも対処が変わってきます

 

知識があるかないかで大切なお子さんの命が助かる

確率がぐっと上がります

 

このブログに書いてある赤ちゃんの口の中に入る大きさ

の物を実際にダンボールで作ってみて

それに入る物は全部赤ちゃんが触ることが出来ない所へ

しまうか捨てて下さい

 

大切な我が子を守りましょう

 

最後までお読みいただきありがとうございました

aoimomo